そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

民衆の敵

フジテレビ系の月9ドラマ「民衆の敵」の視聴率が
悪いと評判であるが、それほど悪くはないと思う。
オリジナル脚本を書いた黒沢久子さんは、
映画『キャタピラー』の脚本も書いている。
いろいろ注文をつけられたことだろうとは思う。
篠原涼子では数字は取れないと思ったが、
現実にそうなってしまったのは、総選挙のせいで
開始が1週間遅らされたというアクシデントもあるだろう。
延期は「忖度」そのものだが、
今日の回では、篠原演じるヒロインの佐藤智子が
「忖度」を辞書で引くというシーンがあった。
市議会の描写がリアルかどうかは
それぞれの議会で違うところもあるので、
ドラマとして、もっともらしければいいのではないか。
理想と現実の綱引きをどう伝えるか。
視聴率に負けないでほしい。