そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

半分、青い

NHKの朝ドラ「半分、青い」のヒロイン、永野芽郁に注目したのは、
僕たちがやりました」に出ていたときのことである。
最近の若手女優さんは単なる美形では物足りないと思われるようで、
彼女の場合、いわゆる団子っ鼻が魅力的なのだから、
美のスタンダードを規定するのは無意味かもしれない。
松本穂香もそうだし、そう言えば君島十和子も。
顔にはそのパーツの微妙なバランスがあるのだろう。

その「半分、青い」は主人公がマンガ家になるという話である。
個性的なキャラクターが続々と出てくるところと、
ヒロインの天然っぽさは、「あまちゃん」の能年玲奈を思わせる。
しかし脚本の北川悦吏子はさすがにラブストーリーで鳴らした人だ。
随所に胸キュンの仕掛けが散りばめられている。
トリビアなパロディや引用は最近のドラマの特徴でもある。
あと、まだ4カ月あるので、一体マンガ家の生活や
マンガそのものが持つ時代性に踏み込まれるかどうか、
それは分からない。