そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

紀元貳阡年

「めでたいなーめでたいなー 赤飯焚いて祝おうよ」
ザ・フォーク・クルセダーズのアルバム『紀元貳阡年』に
収められている、「紀元貳阡年」という曲である。


The Folk Crusaders – 紀元貮阡年


私はあまり名曲であるという褒め方をしないが、これこそ、
本当に名曲の名に値する曲の一つであると思う。
「平成最後の」という形容は否が応でも使わざるを得ない本日、
それが大したことかといえば、明日からの「令和」という時代に
即した形で、昭和から平成もこんな感じだったかなと。
めでたい国民だなと思う気持ちと、
自分もその国民の1人に違いないと感じる思い。
ある元号で区切られた一定の期間を特別に意味づけることに
厳密な定義が発生することはないのだが、
いわゆる時代の雰囲気なるものは、どちらが先とは言えずとも、
「昭和」や「平成」のように語られ、そのなかでまた、
細分化され、メディアにおいてイメージが確定していくのだろう。