そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

春助の青春

小学生から中学生にかけて、マンガ家を目指していた。
世は政治の季節だった。そういう書き方になったのは、
山上たつひこの自伝エッセイを読んでいたからだ。
集中力がないというか、興味関心が移ろいやすいという性癖、
というよりも、これはある種の障害なのかもしれない、
そういう性格なので、目指すには目指しても、
技術の研鑽が積まれるわけではなく、つまり
マンガ家になることなど不可能だったことは今ならよく分かる。
そこで、当時(70年代)のことが、少し疚しさはあるにせよ、
懐かしい人たちは、きっと面白いと思います。

山上たつひこ「春助の青春」
 

 

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