6/3日号の70年代特集を見ていたら「流行年表」の78年に、「なーんちゃって」という意味不明な言葉が大流行、とありました。
でも少なくとも、その2、3年前には私達の間では、熊本弁で「~て、言いよるど」という言いまわしが、ごく日常的に使われていました。
先日の熊日に文化庁の世論調査の記事がのっていて、ぼかし表現が10代や20代の若者に広がっていて、例として「良かったかな、みたいな」という相手の反応をみる言い方をするというのが、上がってました。
要約すれば、20数年前の若者も、今の若者と似たような言いまわしを使っていたということ。
年輩の人が使う「私なんかに言わせれば」というのと「わたし的」「話とか、してた」というのと、どこがどう違うというのでしょう。
Then and Now :「すぱいす・ほっと」不採用。私は、元詩人なので、言葉に対するこだわりがあります。その割には無神経だと、ときどき反省もするのですが。手前味噌ですけど、こういう文章は、すぱいすに掲載されることはなくても、当時のスタッフにとっては「有難いお言葉」であったと思う。が、それを感じ取れる人は、おそらくいなかっただろう。村上春樹が書いていたら、すごいと思うんだろうね。
おいおい、なんかいじけてるぞ。