そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「週刊クンタキンヤ」10/4/1999

 小学校の運動会も無事終わった夕食どき、話題が白組に負けてしまった赤組のことになると、2年生の二男リョウは突然こう言い放った。
「ボクは言いたい。なんで楽しい運動会なのに、戦争みたいに赤白に分かれて、戦わなくてはイカンとね」

 誰に言いたいのかはわからないが、赤組だった彼の気持がわからないでもない。白組で勝った5年生の長男ヨウヘイは、それを聞いてただニヤニヤしていた。

 なんでって言われても「勝てば官軍」だものなあ。司馬遼太郎さんと同じ「遼」だから、こんなふうなんですかね。

Then and Now : 2番目は、女の子の予定だったので、「遥(はるか)」と名づけるつもりだったが、男の子だったので、慌てて辞典を繰って、同じ意味の「遼」という漢字を見つけた。司馬遼太郎さんの「りょう」は本当は、しんにょうに点が2個ある。このパソコンでも出て来ないが、実は市民センターに届けるとき、確認を怠って、しんにょう2個の「遼」は受け付けてもらえないと思い込んでいたのだった。「すぱいす・ほっと」不採用。