そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ローレンス・リー「ワールド・ビュー・トゥデー」~6/18/2000

 ラブFMは、はるばる博多からやってくるほとんどが英語の放送です。中でも私が好きなのは、月曜から金曜の毎朝10時までやっているローレンス・リーの「ワールド・ビュー・トゥデー」という番組。

 どうしてもドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」のアルバム・ジャケットが思い浮かんでしまう、早口の渋い声は、LAの渋滞したハイウェーで、カーラジオを聞いている気分にさせてくれます。

 それで選曲は、というと、いわゆるワールド・ミュージック。世界各地のエスニックなサウンドが多いんですが、やっぱり言葉がリズムを持っているだけに、英語の喋りのテンポとグルーヴ感が心地よく、一日の元気をつくり出してくれます。

 私は7時からNHKのニュース、そのあとシティFMを天気予報が終わるまで聞いて、そしてラブFM。ローレンスの締めくくりのあいさつは、いつも「アディオス・アミーゴス」です。

Then and Now : 熊本日日新聞夕刊「私にも言わせて」不採用。博多岩田屋のZサイド館にスタジオがあるローカルFM局。阪神大震災後、多国籍の住民が住まう博多で、様々な言語で番組を作り、緊急事態を始め、情報と連帯のために生まれた局だったと思う。確か、正式名称は九州国際FMと言ってた。 
 ところが、岩田屋もにしぎんも元気がなくなってくるのと期を一にして、全体的に面白くなくなっていった(前にも書いたような)。日本人のそれらしい英語トークは、自分が不得手なだけに、耳障りに感じられることが多く、だんだん聞かなくなっていったのよね。何にでもゆとりは、大切である。

 ところで、第22回新風舎出版賞、無念の選外通知が届きました。8265点の応募のなか、最終選考まで、ある意味よく残れたと思うことにしよう。ほんと、中途半端なまとめ方だったんですから。
 この「晴れた日には永遠が見える」の前半30篇ほどが中心になっているとご想像ください。