そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

NGOは、ノー・グッド?~1/26/2002・k249

 アフガニスタン復興支援会議への、ニッポンの非政府組織(NGO)参加問題は、外相と外務省、それに有力議員が絡むという非常にわかりやすい話へと収束しつつあるようだ。

 過ぎたことをとやかく言っても始まらない。わが国の国際感覚が、まっすぐに出たことなので、多分イメージダウンではなく、「やっぱりね」と多くの地球市民たちが感じただけのことだろう。

 NGOの「非政府」という訳語は、多分間違ってはいないが、人によっては「反政府」あるいは「無政府」的な活動をする団体というイメージを持つのではないか。「NON」という接頭語を「何でも反対」と勘違い、あるいは記憶違いしているのかもしれない。

 そういう言葉尻にとらわれているのは、私だけだと思うが、事の本質はもっと前向きな動きであってほしい。言った言わないの黒白を追いかけるのも最初にそれを報道したマスコミの責任であろうが、決着がつくまで一切ニュースにしないという方針もあっていいと思う。

 受験生諸君は良い機会だから、NGOの本来の定義と活動の意義をしっかり学んでおくように。テストには出ないだろうけど。

Then and Now : 熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。もうすっかり記憶も薄れてきたが、この後、ムネオ問題が出てきたのであった。この時点で、鈴木宗男氏の行状は、一部には周知の事実であったと思う。それから先は、弱味を見つけたら、とことん攻撃するというのがマスコミなので、当然の成行きだ。ま、それで何かが変わる、ということもあるけど、誰かが、相手を蹴落とすためにリークするということも、またありそうなことだ。