そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「渋滞対策は、車間距離から」>5/4/2006・k313

 交通渋滞は、その経済的損失からも環境面からも憂慮されるべき問題です。それでは、都市部での交通渋滞は、なぜ起きると皆さん思いますか。信号にほぼすべての原因があるという意見に異論はないでしょう。

 そこで、簡単に出来る渋滞緩和策を私は考えました。それは、停車中の車間距離を詰めるというものです。信号と信号の間に並ぶ車の数は、一定ではありません。車種にもよりますが、車間距離の取り方が、運転者の感覚でまちまちだからです。

 走行中、前方での突発的な事態に備えて車間距離をとるのは当然のことですが、信号待ちで停車中は、車間を必要以上に開けないことによって、信号間に収まる車の台数を増やすことが出来ます。そうすると、先の区間に入り込める車も増えることになり、後続の台数を少しずつですが、先送りに出来て、渋滞を短くすることが出来るはずです。

 運転席から見て、前の車のバンパーが隠れるところまで詰めても、車間にはまだ余裕があるものです。自分の車が渋滞の一部であることを実感して、ドライバー一人ひとりが意識的な運転をすることで、車の流れも随分変わると思います。試してみませんか。

Then and Now:熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。言いたいことを表現することがむずかしく、わかっていただけたかどうか。こういう取るに足らないようなことでも、実はとっても効果的、ということもあると思います。
熊本の渋滞は、渋滞のうちに入らないと、福岡の人は言うんですが、それほどひどくないから、車と車の間に、1台分くらい余裕があっても平気なんでしょうね。