そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

このお、役立たずっ!>5/7/2006・k314

 本紙の「地図の遊園地」というコラムに東京の地下鉄路線図のことが書かれていた。私が東京で暮らしたのは25年以上も前のことだが、地下鉄に限らず、電車・バスの路線図には随分重宝したものだ。

 さて、ひるがえって熊本の路線図はどうであろうか。公共交通機関の再編となると、まずバス路線の移譲が当面の問題として挙げられる。たとえば、通町筋のバス停に立って路線図を見上げ、そのわかりにくさには閉口するが、その原因は並行する路線にある。

 しかしそこには、乗り換えずに済むという便利さもあるので一本化が最善というわけではない。変えるべきは路線図の方である。色分けされているとはいえ、その色も褪めかけているし、大体時刻表や料金との関連付けがなされていない。こういう基本的なサービスがおろそかにされたままで、バス4社の路線が整備されるとき、利用者の利便性が考慮されることは期待できない。

 とはいえ、市営バスの各停留所に元々あった表示とはいえ、産交バスのバス停では努力の跡がわずかに見受けられるようになった。検討会を何回もやるより、バスに乗れと私は言いたい。現場を実感して、集客に努めることなくして、凋落傾向の改善はあり得ない。

Then and Now:熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。同様投書を前にも出しているので、主義ではなかったのだが、何度書いても掲載されても、読んでほしい人には伝わっていないようだ。
わかりきっていても出来ないことって、確かにあります。なんらかのアクションもなされているとは思うんだけど。私も同じことばかり書いてないで、具体的なことを始めよう。