そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

サンソン棚からひとつかみ

 日曜日の午後のひとときは、山下達郎「サンデーソングブック」で過ごす。エアチェックして、あとで聞くことが多いが、25日には、先週のスポーツ特集と、今週のと2本まとめて聞いた。
 先週の放送でのNHKのチャンネル数削減の話題は、リスナーの葉書にもあったようだが、彼らしく断固とした言葉で、FM放送と音楽文化について熱いメッセージを送っていて、民放も捨てたもんじゃないな(あれ、少し変ですか?)と感じた。
 今週分では、当然与党自民党が、FMはそのままにしておいてやろうと決めたことに、まずは一安心という流れになっていたのだが、聞いてもいない人に、存続を決定されるなんて、おかしいぞ、と多分みんながあちこちで声を上げたに違いない。

 しかし、だ。問題は、自民党がNHKに恩を売った形になっているのではないかということだ。「助けてやったんだから、言うこと聞けよ」ぐらいのことは、暗黙のメッセージとして発されているのではと、大いに勘繰るところである。