ラジオで交通情報を聞いていて、住吉熊本線がどうの、保田窪北交差点が渋滞とか言っているのを聞きながら、呼び名は知っていてもそこが正確にどこなのか知らない場所もあることに気づく。
熊本県民の常識と言ってしまうのは簡単だが、それでは県外から来たドライバーにとってはまったく役に立たない。しかしそれは交通情報のせいではない。県内の道路に一目でわかる表示が少ないことが問題なのだ。
ことばで「いらっしゃいませ」と言う以上に、わかりやすい道案内があれば。全国各地の自治体で、観光による経済活性化をはかろうとしているときにその差は大きい。そういうとき「いまどきカーナビは常識だろもん」と言うのが典型的熊本県人である。
ジェット機で来る人もいる。新幹線で来るようにもなるだろう。慣れない場所に来た人の余計な緊張をときほぐすサービスの提供は遠回りなようで確実な景気対策だと私は思う。
Then and Now:友人から依頼を受けて書く。民主党の衆議院議員候補のチラシか何かに載るらしい。熊本について思うこと、要望等ということだったので、気軽に引き受けたのだが、ポイントがしぼれなくて難儀した。「リビング・イン・くまもと」というカテゴリーは、そのためにあるので、これからはときどき書いていこうと思う。
思うだけになるかも。