そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

菊陽町町長選挙立候補予定者に聞く公開討論会

 昨夜、菊陽町図書館ホールで催された、町長候補予定者の公開討論会に参加。合志市長選挙のときには行ってないのにねえ。
 2時間あまり、終わってみれば、これで討論会はないだろう、というのが正直な感想。いまはあちこちの市町村でやってるけど、こんなものなのか。
 大いなるビジョンを語る人もいれば、公約を繰り出す人もいる。これは討論会じゃなくて、幕の内弁当型の立会演説会なのだ。ただ、コーディネーターが、順番にテーマを与えるので、各項目ごとに3者の比較は出来る。と言いたいところだが、たとえば具体的な話「合併は?」と言われても、今そこにある問題ではないので、当たり障りのない回答しか出来なくても仕方がない。農業振興、教育問題などやるべきことははっきりしている。どうやるかに手腕を発揮するのが首長の仕事ですから。
 冨永氏はとにかく情熱未来型、窪田氏は議員の延長線、後藤氏は思ったより声が通る人という印象。
 現町政の評価で、後藤氏が引き継ぎたいと語った「住民との対話、ボトムアップの意見集約、職員の質の向上」、これ全部改善点なのではと思った。冨永氏は、改革すべきこととして「透明性・公平性」を挙げたが、7期28年もの長期政権ならば、内情は推して知るべしだろう。
 隣町のことゆえ、いろいろ心配しても余計なお世話。合志市の方はだいじょぶなのか、と言われそうだ。合志市ねえ、ま、何とかなってるんじゃないの、と甚だ無関心。気にしたら、気が気でなくなるでしょう。

 ところで、これ裏づけはないんですが、昭和の大合併のとき、旧合志町が人口要件で、合併しなくてよかったのは、菊池恵楓園の入所者、職員が多かったためではないでしょうか。