そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

♪江ノ島が見えてきた…、あるいはバッテリーの不覚

※これは、わたしの友人が送ってくれている
週刊ネコ通信「Cradle」第21号のコピーです。
江ノ島は、松島より近いか。
このブログへの転載は許可済みです。

江ノ島編①

行った事はないが、フランスにモン・サン・ミシェルというところがあって
世界遺産にもなっている。島全体が修道院で信仰の対象になっており、
引き潮の時は歩いて渉れるらしい。
フランスに行きたしと思えどもフランスはあまりに遠いので、
せめて江ノ島に行く事にした。似たようなものじゃろ。

江ノ島はネコが多い! ほとんどが捨て猫であるらしい。
Cradleの発行者はなかなか目のつけどころが良い。
うまいことたくさん写真が撮れれば、行き詰まってきたCradleも
2号(3号?)くらいは、江ノ島キャッツでしのげるかもしれない、
と思った訳である。実を言うと行くのは2回目。
先週も行ったのである。先週は楽をして携帯のカメラで済ませるつもりだったのだが、
目の肥えた読者の皆様にはとても満足してもらえないと自ら厳しく判断し、
再取材を観光、違う!敢行したのだった。(江ノ島に行けば、どうしてもサザエの
つぼ焼きぐらいは食べるのが礼儀であるしビールも飲む。経費で落とせるかしらん…。)

暑くて湿度も高い! コンビニで買ったタオルを頭にまいて首にもかけて、
まずは左手のヨットハーバーの方から。前回の失敗は良い下調べになっているのだ。
うーん、暑いからなかなかいないねぇ。女性センターの敷地に入ってやっといたいた。
今回は20匹は撮る、そして全てのネコに名前をつける、これが目標だ。

「みなさん、暑いのはわかりますがダレすぎてはいませんか? ちゃんとしましょうよぉ、
全国の人が見るんですよぉ。」と言ってもしょうがないね、ネコだから。

それでは、Cradle 江ノ島編 第1回(でへへ)です。
(名前付けるのはすっかり忘れていた。いいや、写真見ながら付けよう。)

0104_1 左から
1匹目:モンク ---> 「うっせーな、耳元でごちゃごちゃご
ちゃごちゃごちゃと…」という顔をしているからではない。monk というのは修道僧のことである(モン・サン・ミシェルに敬意を表しているのである)。セロニアス・モンクのモンクですな。まだまだ修行が足りず俗っぽさがぬけてませんが。
2匹目:メトロ ---> 長毛系。MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)映画のマークのライオンもあれは「あくび」だったのか? あくびばっかりしてて4枚撮ったうちでしてないのは
1枚だけ。モンクの隣で寝ていたのを起こしてしまった。
路地に入って3匹目;キルト ---> スコティッシュ・フォールドだね。耳が小さくてフリ状。可愛いネコなのに、捨てられて病気のよう。歳もとっているのかなぁ。「大丈夫?」系の1匹 目。たくさんいるとこういうネコも目につく。暑いときついよな。
4匹目:ダテ ---> 長めのボブをピンとたてて歩く。
赤い首輪をしている。のっしのっしと自信満々に歩き男ぶりがよい。
飼い猫だからの差なのか。なかなかの伊達者に見えたので。

040709jpg ねそべりネコ
5匹目:ネムッ ---> 名前に困るよな。普通のトラ猫だし、しっぽも普通、動きもない。「ネムッということでいいでしょうか?」
 返事もない。
6匹目;ゲンキ ---> 「大丈夫?」系の2匹目。縁起でもないが死んでるみたい(生きてる生きてる、目は睨んでる)。まだ若そうなのに。毛のつやも悪かない。「ゲンキ出せよ」でゲンキ。
7匹目:アロハ ---> キタジマコウスケにしようかと思ったけれど、ここは湘南、ゴーグルじゃなくてサングラスということにして、アロハ着ると似合うだろう。もうちょっと日に焼けないとね。湘南ボーイにしては色白で不健康そうとか言われたらどーする?
8匹目;シンド ---> 精悍なホリの深いアーリア系のネコ(なんのこっちゃ)。ここは湘南、勝手にシンドバットのシンドなのだ。
(ほらぁ、お前たちが暑いからってしんどそうにしていると、名前に苦労するんだよっ!)

でへへ、第1回は8匹にしとこう。なかなか良い企画だなぁ。

●このメルマガは、江ノ島のノラ猫(ベネツィアでは自由猫とも、
また最近ではTNR運動がらみで地域ネコとも呼ばれている)達とも、
一方的に交流を図ろうと、2度も脚を伸ばした男が綴ったものです。
ご迷惑かもしれませんが、ま、見てやってください。