そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

だって、だって。

 熊本日日新聞社というのは熊本では巨大な情報産業である。新聞本紙以外にもいろんなメディアを提供しているが、フリーペーパーだけでも 「すぱいす」「 デリすぱ」「 PEAP」など色々ある(正確には編集が子会社とかもあるかも)。
 なかでもPEAPはターゲットを独身女性にしぼって、ちょっとハードなイメージの月刊紙。もう54号、早5年目か。コラムが何本かあって、好みはあるだろうが、どれもそれなりにスノッブで、私は性に合わない。が、それぞれ、まあ読ませてはくれる。その中にあって梅田千津子さんは少し前に連載をまとめた単行本を出してたが、新しいのが「だってしようがないじゃない。」である。
 今月はその6回目「種男」。職場恋愛の末、男を若い女に取られた三十路オンナが起死回生ラストチャンス、その男の婚前に、新婦より早く子種をいただいちゃおうと謀る復讐劇。約2000字。確かに、ワンパターンだけれど、広告紙で読む分には軽く(もないか)てよいのかもしれんな。

 途中で飽きてくるというのもわからないじゃない。別に推薦してるわけではありません。