そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

とりあえず、何か工夫を>10/8/2006・k319

 本紙の連載「車に頼らない街へ」に、運賃支払いにICカードを導入した先進事例として愛媛県松山市伊予鉄道が取り上げられていた。
 記事中、熊本市交通局の「To熊カードを始めて乗客が増えたという実績はない」というコメントに私は驚いた。その部分だけ取り出して結論付けてはいけないが、カードを使ってみて変わったこと、利便性など利用者の感想を聞いたことがあるのかどうか。小銭のいらない「To熊カード」を私は愛用しているが、ひょっとしたらカード導入がなければ、利用者がもっと減少していた可能性さえあるのではないか、とも考えられる。
 降りるときはともかく乗車時のカードの差し込みにくさには、私もときどき戸惑うことがあるので、苦手だという人がいても不思議はない。公共交通機関利用促進月間には、イベントばかりやっていないで、そういう利用者の生の声を丹念に拾うことこそ大事なのではないか。
 携帯電話が普及する前、テレホンカードが広告媒体として重宝された時代があった。制約もあるのだろうが、「To熊カード」に商店街の広告をのせるとか、レジで見せると割引になるなどの提携はそれほど大変なことだとは思えない。

Then and Now:熊本日日新聞「読者のひろば」不採用。私がニフティの簡易ホームページ・サービスを利用し始めたのは、新聞等に投稿して没になった文章を収める場所作りが目的であった。
自分ではいいこと書いてるつもりだったんだけど、とか、このアイデアは誰かに拾ってほしいものだとかいった願いを形に出来るところが、そこにあったわけだ。本にまとめるなんて言ってた日には、いつになることか。それに、内容によってはどんどん古くなって行くし。それが、このブログにつながっている。
 というわけで、投稿したら採用不採用にかかわらず、すぐにでもアップしたいのであるが、やっぱり掲載前に出しちゃうのもフェアじゃないみたいなので、1週間位は待ってみる。ちょっとは期待しながら。
「カードに広告を載せる」は、以前採用された投稿においてカットされたアイデアだというのは、前にこの欄に書いたことがあるのでご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。