そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ブラッキーは、タイムボカン。

 渡哲也と木村拓哉がCMに出てるジョージアの新・缶コーヒー「ジョージア・ブラック」を初めて飲んだ。スポーツ飲料みたいに喉ごしがなめらか。アイスのせいか。くせがない。厳選豆と純水を使っているそうな。でも、香料は使っています。
 同じブラックの缶コーヒーで、無香料を売り物にしているメーカーもある。私も「ジョージア・ブラック・エンブレム」をおいしいと思っていたことがあったが、香料入り表示を見て嫌いになった。香料で香りとうまさを演出するなんて邪道だと。
 しかし、たかが缶コーヒーで、香料の有無を問題にすること自体がナンセンスであるとも思うなあ。いや、思うようになった。
 そこで、先の「ジョージア・ブラック」。コーヒーの本当のうまさは、不純物の混じったところにあるとも言えるのではないか、とふと思った。やたらピュアだと強調しても、どこか空しい。

 この文章を覗き見ていた二男に、「どうでもいいこと書いてえ。おいしければいいじゃん」と切り捨てられた。いかんなあ、そんなデリカシーのないことじゃ。