そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

クリスマス・ソング and No More

 前にも書いたと思うが、20世紀を代表するクリスマス・ソングは、山下達郎の「クリスマス・イブ」とジョン・レノン・ヨーコ・オノの「ハッピー・クリスマス」だと思う。今年も無事この2曲をFMで聞くことが出来た。家族と友人たちの健康を祝福したい。
 ところで、早いところでは11月から、クリスマス・ソングを耳にする。そういう季節とはいえ、たかだか2日間のことなのに、誰も彼もがクリスマスの歌をうたう。毎年新曲が生まれていることだろう。だけど、個人的な意見では、先の2曲を越える曲には出合わない。
 新曲を特別のものと認識する感性が衰えているのかもしれないし、そういう年代であり、時代だったのだろう。「クリスマス・イブ」は独身のときだし(23年前だそうだ。「サンデー・ソングブック」で山下本人が言っていた)、「ハッピー・クリスマス」のときは、ベトナム戦争終結を全世界が望んでいた(ように思う)。
 クリスマスが正月みたいに楽しみだった頃は私にもあった。それだけでいいのだろう。もうすぐクリスマス・ソングの季節は終わる。それぞれに大切な1曲があるからこそ、特集が成り立つということですね。私にとっては気恥ずかしくて、聞きたくない番組だけど。