そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

威風堂々>5/9/2007・k329

安倍首相が靖国神社の春季例大祭のい合わせて
供え物を送っていたという。
内閣総理大臣」名での奉納が対外的にどう評価されるかは、
中国韓国両政府あるいは、メディアに任せるとして、
今回、日本国民として、私が興味を覚えるのは、
その供え物が5万円相当だと報じられたことである。

政治資金収支報告書への領収書添付の義務付けが、
5万円を基準とされることになりそうで、
領収書をもらうかどうか、それを経費として公開するかどうかが
「公私」の別の境界線になる。
ポケットの中のお金に公か私かの目印がついているわけではない。

塩崎官房長官は「首相の私人としての思想信条にかかわる事柄」と延べ、
「私人」としての立場を強調したと本紙の記事にあった。
「私人」と「5万円」を勝手に結びつけているのかもしれないが、
一国の総理として、やり方が姑息であることに変わりない。
立場上、あちこちに配慮せざるを得ないのだろうが、
安倍首相にはもう少し人間的な厚みがほしい。
「あいまいさ」で切り抜けられると考えるのは、勝手な思い込みではないか。
正正堂堂とした態度が取れない卑屈さは、宗教観は別にして、実に寂しいことだ。

Then and Now : 熊本日日新聞「読者のひろば」に投稿、不採用。
熊日のトップ面に、なかよく並んでいた2本の話題を結びつけたもの。
整理部の人が、意識的に並べたのかもしれない、5万円である。
たいした内容ではないが、何度も書き直した。
それでもこの程度、ではあるが...

先週の土曜日に、高校の同級生の結婚を祝うパーティーがあって、
久しぶりに会う仲間が、20名ほど。何人かに
読者のひろばに掲載される私の文章を楽しみにしていると声をかけられた。
これはうれしいし、励みになる。しかし、
前回の団塊の世代についての文章は、
いまいちだったとも言われた。
自分ではわりといい出来だと思っていたのだが、
評価は個性でもあるからな。