そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「青少年の現状と施策」(青少年白書)、言葉の響き

2007年版青少年白書について、
ニートが62万人、フリーターが187万人という現状を
「社会的自立が困難な若者が多い状況は
社会全体にとって健全とは言えない」と、高市早苗少子化担当相が、
問題視したと今日の熊日夕刊に出てた。
限られた字数で書かれた記事を真に受けるべきかは、迷うところだ。
でも、またまた出てきた「健全」という単語。
この場合、状況が不健全なのではなく、
社会自体が健全ではないのではないかということに、どうして思い至らないのか。
結局、彼女にとっての主眼は、若者の就職状況に関して、
職業観を身に付けて主体的に進路を選択する能力を育てる
「キャリア教育」強化の必要性を強調することにある。そういうことだ。
そのための予算を獲得して、新しい公共事業を興したい人達がいる。
それだけの話。これは私の個人的感慨です。