そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ボウイー・ピンナップス!

次男が、コンポと携帯で音楽を聴くようになったので、
MDプレイヤーを私が独占的に借りている。
食器洗いをするとき、エプロンのポケットに入れて、聞くのだが、
そういうときの選曲に便利なのが、TSUTAYAである。
熊本では、AVクラブの名で、レンタル屋としては古く、
そのせいで、結構旧譜が充実している。
将来的にはどうなるかわからないが、
今のところ、ロック、ポップス系の有料図書館として重宝している。

41phzcytl6l

デイヴィッド・ボウイーの『ピンナップス』は、
高校のとき、友人樋口の家で4チャンネルステレオでよく聞いたものだ。
ジャケットには、ボウイーと共にトゥイギーが写っている。
ロボットみたいなメイクは、映画『ロッキー・ホラー・ショー』の
フロア・ショーでのメイクで有名なピエール・ラロシュ。
トゥイギーは後に『ブルース・ブラザーズ』で
キル・ビル』のユマ・サーマンみたいな役をやることになる。
ところで、この『ピンナップス』、ブリティッシュ・ロックの中ヒットばかりをカバー。
当時のボウイーが、いかに乗っていたかわかる。
サウンド的にはミック・ロンソンの存在も大きい。
昨年だったか、CDの紙ジャケシリーズがバカ売れしたが、
ボウイーという人、商才があると言うか
自分の旧譜の権利をずいぶん前に証券化している。
言い方を替えれば、ファン(音楽を正当に評価してくれる人)
を大事にしてるということか。
それはそうと、通して聞いても34分。
だから何度でも聞きたくなるんだ。