3月23日の本よみうり堂で小泉が取り上げたのは、
「私達は別れる時に、いつも
『またね』と言って軽く抱きしめ合った。
それは二人の儀式のようだった」
うっかりしていたが、二人とも同じ
今日子でしたね。
実は少し前に、蔦屋書店三年坂店で、
ぱらぱらとこの本を立ち読みして、
あれ、岸田さん、亡くなったんじゃなかったっけ、
という印象を受けたのだった。
そのエロティシズムが新鮮で、
生き生きしていたからだ。
変な表現だが、
とても死んだ人が書いたものとは思えなかった。
小泉もいい仕事してます。