日本では、1975(昭和50)年2月発売。
クリス・トーマスのプロデュースで、加藤(当時)ミカのセリフ入り。
デビュー当時は、アイビーズという名前だったバドフィンガー。
山ほど作ってたオリジナル曲は、アップルでは消耗品だったらしい。
昔誰かが書いていたが、
デビュー作というのは、そのアーティストが、生まれてこの方
作り上げてきたすべてを注ぎ込むので、
傑作が出来て当たり前。
2作目は、1作目以降の自分を出すわけだから、
そこで本当の才能が試されるってね。
確かに、当たっている部分もありそうだ。
しかし、デビュー作に全部放り込めるほどのものしか持ってなかったのか
という言い方も出来る。
それはともあれ、キャッチーなメロディと、軽快なサウンド。
ただ、歌詞に中身がないと言われ続けた彼ら。
ビッグネームとは言えないまでも、残したものは多い。
原題は‘Know One Knows’となっていて、ちょっと投げやりな感じ