そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

高中の夏

高中正義は、私のフェイバリット・ギタリストの一人である。

しかし、若いときと違って、その活動を逐一追いかけているわけではない。

しばらくは、忘れた存在であった。それが今や…

先週、三年坂のTSUTAYAで借りたCD『THE MAN WITH THE GUITAR』、

これは、2001年(昔日!)、芸能生活30周年記念のスタジオライヴ録音。

収録曲は、

1.SHAKE IT

2.渚・モデラー

3.SAUDADE

4.READY TO FLY

5.FINGER DANCIN'

6.INSATIABLE HIGH

7.ONE MORE NIGHT

8.BLUE LAGOON

選曲的には、何種類もあるベスト盤に過ぎないのだが、

演奏が特筆。

もう何度聞いたことか。

今でも、ライヴがあると聞けば、必ず参加するというような恵まれた環境に

暮らす人も多いかもしれない。

でも、過去に一度ならず、彼のコンサートに足を運んだことがあれば、

いや、レコードやCDだけでもいい。何度もリプレイさせた経験があれば、

何で私がこの夏、この高中にハマったか、理解いただけるでしょう。

話がくどい?

ベースが後藤次利。これだけで期待してしまう。

で、驚きは、彼のプレイが期待外れに地味なところである。

それがすごい!

林立夫がドラムを叩いてると書いてあったが、

これが、1曲だけ。でも、いいんだよ。