熊本市花畑町の再開発に伴い、NTTビルの解体が始まった。
というか、この写真を撮ったのが、7月29日。
もう解体も終わっているかもしれないなあ。
隣の花畑公園の楠の古木と相まって、街の風景を形づくっていたのだが、
古いものを壊して、新しいものを作ることが、
発展だと考える人は多い。
「再開発」すれば、熊本は活性化する。じゃなくて、
再開発行為自体が経済効果なので、その後のことを考えたりしません(苦笑)
熊本日日新聞によると、このビル、
鉄筋コンクリート造4階建、1928(昭和3)年、
旧逓信省の熊本郵便局電話分室として建てられた。
それは私の父が生まれた年。
鉄道郵便にいたとはいえ、祖父も訪れたことがあっただろう。
解体されることは、わかっていたので、
仮設がなされる前に、
ひんやりとした陰が、時代を感じさせた正面玄関を撮っておけばよかった。
再開発は、あつまるくんの雇用促進事業会が中心になって進められ