四方寄(ヨモギ)の信号で、信号待ちをしていたら、
懐かしいほのかな香り。
あ、金木犀だ。濃い黄色の花。一年ぶり。
少し幸せな気分になる。
その交差点の角には、御馬下の角小屋(ミマゲのカドゴヤ)と言って、
あの篤姫が、江戸に向かう途中に立ち寄った場所がある。
船で行ったことになってたけど、実際は陸路だったらしい。
とはいえ、正直申し上げて、私まだ、御馬下の角小屋に入ったことはありません。
A hut where they get off horses, and take a short break.