非正規社員などの削減の動きが広がっていることについて
「世界的な景気の急激な落ち込みで、各企業が減益となり、苦渋の判断として雇用調整が行われている」と述べた。
これは熊日の記事から。
NHK-FMのニュースでは、肉声を聞いた。自社のことについては、後で担当者に話させると逃げたところが、みっともなかった。
彼は間違ったことを言ったわけではないし、企業とて、いつかこういう日が来ることを想定して、
非正規雇用を増やせるように政府に働きかけ、推進してきたのだ。
苦渋なんて言わずに、それが企業を、引いては雇用を守る道だと、大見得を切ってほしかったぜ。
熊日の記事では、さらに情けない言動が続く。
「迅速に景気対策を実施して、景気を回復させるのが第一だ。
サービス業などで新しい雇用を創出するとともに、セーフティーネット(安全網)として
失業への給付を強化することが重要だ」
立場上、記者会見で何か言わないといけないのだろう。同情する。
しかし、もう少し、自己責任を感じてほしい。さもなくば日本経団連の会長を辞めた方がいい。
Choice of the distress.