そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

本日も晴れ。異常なし>1/?/2009

サザエさん症候群という言葉があるが、午後9時からの日曜劇場も少し特別なドラマ枠だ。

翌日月曜日からもまた、がんばるかなという気持にさせてくれる作品が多かった。

最近は少し様変わりしたものの、日曜の夜のリラックスタイムにピッタリのドラマを見せてくれるし、どこかでそれを期待している。

この1月に始まった「本日も晴れ。異常なし」は、のんびりした南の島の駐在さんの、

島民との肩のこらないふれあいのドラマだと思っていたら、島には島のやっかいごとがあるというのが基本テーマのようだ。

しかし、前田美波里が盛んに「リゾート気分で来てもらっても困る」という意味のことを

坂口憲二の駐在さんに言っていたが、実は制作する側のリゾート気分が抜けていないような印象を受ける。

つまり、まだまだきれい事の世界なのだ。

とはいえ、先ほど書いたように、日曜日の夜のドラマだから、変にシリアスになって、考えこまざるを得ないようなお話も、ちょっと見たくはないと思う。

そのバランスがむずかしいので、どうも中途半端になっているのかもしれない。

主人公が業務日誌に書く「本日も晴れ。異常なし」は、彼の仕事の報告としては確かに「異常なし」と書くしかないが、決して何も問題がないわけではないのだという微妙な感情が、よく表れていると思う。

それは本署の上司には多分わからないことだろうけど。

NHKに島の裁判官のドラマがあったが、島の抱える問題が、日本のどこでもありそうなことと感じられるか、遠い南の島の話で終わるのか。

テレビドラマに大きな感動は不要かもしれないが、どこまで私を引っ張って行ってくれるか、楽しみである。

松下奈緒は、あまり器用な女優ではないが、エキセントリックな自室での姿を見ると、ストーリーには関係ないが、何かおかしい役が似合っている。

Then and Now : 熊本放送の番組モニターに応募するために書いた。それらしく書くのに少し無理しているが、正直な感想だ。

今期のTBS系は、面白い番組がなく、これしか書けなかった。

結果、選にはもれた。

3週間ぶりに見た今夜、キャラクターがかなりふくらみを持ってきていて、面白くなっていた。

青山倫子いいです(笑)