そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

夜のくちなし

夜のくちなし
雑誌「婦人公論」6月22日号の表紙は、高橋惠子さん。私より一つ上なので54歳。
告白するが、私は若いとき、彼女と結婚することが目標だった。
しかし、彼女が渋谷のPARCO劇場で、「ドラキュラ」に出演中、仕事をほっぽり出して、駆け落ちしてしまったことにより、
その夢は潰えた。
ま、それはそうと、彼女の麗しいポートレートを見ながら、
もし彼女と結婚していたとして、彼女の美貌をここまで維持させることが、私には出来たであろうか、と自問した。
と同時に、彼女だって、いつまでも二十代ではないということも。
特集が「別れる夫婦、別れない夫婦の紙一重」なので、
ついそんなことを考えた(笑)
他に、充実の読み物満載であったが、特に、
よしもとばななの「私は忌野清志郎に救われた」は素晴らしかった。
当たり前だが、彼女にしか書けないリスペクトである。
読んでみてください。
写真は、夜になると一段と芳香わしい(気がする)、わが庭のくちなしの朝。

The hair's breadth of the couple who does not part from a parting couple.