そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「ぼくの妹」後日譚

長澤まさみは、すっかり視聴率の取れない女優になった。
みたいに思われているが、たかが数字じゃないの。
彼女の魅力に、はまっている人は、
あのワンパターンの演技が、素の彼女だと思い込んで、
それで満足なわけだよ。
比べて、宮崎あおいは演技ができるみたいなことを
書いていた週刊誌があったが、
魅力が乏しいから拙い演技をせざるを得ないのだと
言いたいね、私は。
二十歳をちょっと過ぎたばかりの娘だよ。
天性のもので勝負するお年頃である。

先日終了した「ぼくの妹」のクレジットに
脚本構成という肩書があった。
脚本は、池端俊策だったけれど、
回を追うごとに、
どうも行き当たりばったりの展開になっていったのは、
多分オリジナルの脚本をずいぶんいじったのではないか。

しかし、脚本家としては不本意かもしれないが、
私の敬愛する監督ロバート・アルトマンや、神代辰巳
まず、脚本を分解するところから、制作を始めたらしいから、
そういう手法もある。

ただ、「ぼくの妹」の場合、
それがあまり成功したとは思えない。
魅力的なキャラクターを用意しながら、
みんな中途半端のまま、回と回の間に消えてしまった。
まかり間違って続編が作られることを期待して、
このエントリーを保存することにしよう。




I expect it in a sequel.