熊日の連載「発信!2011九州新幹線(第1部)
熊本の懸案」、7月8日分は「不親切な案内表示」で、
「もてなしの心」遠く、の見出しがある。
熊本駅前で「出張で来たが、
訪問先にどう行けばいいのか分からない」と
戸惑う山口県の男性会社員の戸惑いから、
この回の文章は始まる。
そりゃそうだろう、
私みたいな、ほぼヘヴィー・ユーザーでさえ、
戸惑うことも珍しくない(弱笑)
全線開業まで20ヶ月。
ここに私が以前書いた文章をリンクしよう。
タイトルは「おもてなしに省力化はない」である。
私は、2007年2月にこの文章を書き、
3月に熊日の読者のひろばに掲載されておる。
で、2年半が無為に過ぎたとは言わないが、
いまだに、こんな記事が「懸案」として掲載される。
記事によると、
携帯電話を使った案内システムは、
阿蘇で一足早く2006年に始まった。
県も3月から試行。
熊本駅前など熊本市内6カ所に読み取り機を置いている。
来年には読み取り機を25カ所に増設するとのこと。
しかし、私が2年前に指摘したように、
問題の根本は、別のところにあるのだ。
「読者のひろば」掲載はうれしいが、
自分で言うのもなんだけれど、
せっかくの意見が生かされないのは、すごく残念である。
Unkind guidance indication.