普通、声変わり前の少年は、高い声が出そうなものだが、
私の場合、小学校唱歌を歌うにも、
高いほうのミの音が出なくて、
それで音楽の授業では苦労した。
人前で歌うなんてことも出来なかった。
普通、それで一生音楽嫌いになりそうなものだが、
生活環境が幸いして、私を救ってくれたのは、
加山雄三と、グループサウンズだった。
加山さんの歌は、キーが低かったので歌えた。
それに、あのスケールというか、ハッタリ感。
小学校のバス旅行で歌ったのは、
「夕陽は赤く」だった。
あの頃からしばらくは、夕日が好きな少年だった。
歌うということは、どういうことなんだろう、と
最近考える。
なんてことを考えていたら、ソニーの
カーナビnav-uのキャンペーンで、
奥田民生の「イージュー★ライダー」を車の中で歌うという
オーディションがあるという。
オレにピッタリじゃんと思ったが、
東京まで自費で行かなければいけないので、
すぐさま断念。
車の中ではよく歌っている私だが、
人前でも歌いたいという欲求もある。
これって、自己顕示欲だけなのだろうか。
というのが、自問するところです。
ブログ書くのと、共通項はあると思う。
The desire that I want to sing in public.