そのことを、ここに書かなければならないのは、
実につらい。加藤和彦が亡くなった。
人間だから、いつか死ぬにしても
「自殺」という死に方からは、最も遠いところにいる
人だと、漠然と思っていた。
何から書いていいのかわからない。
今日の午後3時頃、mixiニュースで知った。
衝撃だった。
信じられない。
何も手に付かない。と思った。
でも、ちょうど風呂掃除をしようとしていたので、
やっぱり、風呂掃除をすることにした。
しゃがんで作業しながら、いろんなことを考えた。
冷静に、彼はひとりっ子だし、子どももいない。
印税はどうなるんだろう、とか。
CDが再発されるかも、とか。
悲しみより先に立つこともある。
なんと、下世話な・・・
あるニュースでは、
「音楽でやりたいことがなくなった」と漏らしていたと。
そういう理由は想像できないこともない。
でも、クリスチャンだぞ。
安井かずみさんの存在は大きかったということだろうか。
でもね、でもね。
どういうふうに思いつめていたのかわかるんだったら、
自殺を周りが止められたってことだけは、言える。
JTのCMでの煙の声は、彼。
あんなふうになりたくなったのか。
How did you brood?