そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

平和を我等に

昨日の熊日に、プラスティック・オノ・バンド
「ギブ・ピース・ア・チャンス(平和を我等に)」の発売40周年で、
ダウンロード販売が始まったとの記事があった。
紛争後の復興を支援する国連平和構築委員会に
収益金が寄付されることになった。

「平和を我等に」のコーラスパートの歌詞は、
"War is over if you want it."というダイレクトなものだ。
それに比べれば、のちの「イマジン」が、
えらくおとなしいというか、あきらめにも似た歌に思えてくる。

悩める10代の私にとって、
心の安らぎを与えてくれる曲だったのは、
なぜなんだろう。
君だけじゃないんだというパワーを
くれたのかもしれない。

映画『いちご白書』では、ラストの体育館のシーンで
学生たちの連帯の象徴として使われた同曲。
私は中学3年のとき、電気館で見たと思う。
満員で、立ち見だった。
州兵に排除される学生たちの姿を
ただ見つめるしかなかった。
ふと、となりを見ると、
女子高生が涙ぐんでいた。

そんなシークエンスは、
いま見たら、結構あざとい演出だと思うかもしれないな。





War is over if you want it.