そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

アルカンシェルの彼方に

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つい最近、アマゾンのマーケットプレイスで、
奇跡的に新品未開封を、定価で買うことが出来た。
元が廉価版で、演奏者やスタッフの文字が読みにくいことは、
我慢しなくちゃ。

ガスというのは、確かスタイリストの川村都さんが
飼っていたイングリッシュ・シープ・ドッグのこと。
なんで、イングリッシュ・シープ・ドッグかというと、
多分、ポール・マッカートニーの愛犬マーサがそうだったから、
だろう。ちなみに、ポールの犬は、
「マーサ・マイ・ディア」という曲で歌われている。

久しぶりに聞くと、
つのだ☆ひろとの和気あいあいとしたスタジオワークが
まさに手に取るように感じられる。
このアルバムから、サディスティック・ミカ・バンドと名乗っていても
全然おかしくないくらいなのだ。
「摩誕樹の木陰」や「アルカンシェル」…
当時聴いてた私自身に、未来が開けていたからなのか、
やっぱり特別な感じがする。

本人が、過去の作品をまとめたりするのが、
嫌いだったみたいなので、
これまで、きちんとした作品集とかボックスが出ていない。
加藤和彦の仕事を、誰かが丁寧に整理して、
未来へと残してほしいものだ。




Over the rainbow.