そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

北川正恭教授に学ぶ

1月30日 日曜日

北川正恭さんは、元三重県知事です。
いまは、早稲田大学大学院公共経営課研究所教授。
「朝ズバッ!」のコメンテーターもされているそうだが、
見ていないので、その件についてはコメントできない。

明治維新以来の日本の政治経済の流れを概説しながら、
地方自治のこれからの進むべき方向を
「しがらみを断ち切る」ことで新しい時代を切り開くことを
分かりやすく語ってくれた。
特に目新しい話ではない。
でも、新春に相応しい、それも
ちっともいい話のないいま、この時期だからこそ、
甘くない夢を語らなければいけないという思い、
それが聴衆の心に、
少しくらいは届いたことだろう。

ただ、私はマニフェストについて、
それは約束や契約ではなく、宣言であると思うので、
荒木合志市長が、
マニフェストの見直しもあると堂々と発言すること、
別段それについて、批判するものではない。
そういうものだと思うから。
そういうものとは、
それほど深く練り上げられたものには思えない、
ということだ。

だからこそ、マニフェストはどこまで準備されるべきか、
民主党マニフェストしかり、
選挙に勝つためのものでなくてはならないし、
そればかりでも困ってしまう。
困るのは、市民であり国民なのだから、
やっぱりみんなもっと自分のこととして考えましょう。
責任は政治家に転嫁しちゃっていいから。