合志市では、この4月から
プラスティックの分別がより細かになった。
細かになったというと手間もかかるということだが、
以前より多くの種類のプラスティックを
燃やすごみではなく、再生資源に回せるようになる、
ということです。
しかし、これは市民一人ひとりに
相当な覚悟を要求するものでもあるので、
それぞれがリサイクルに対して理解を深めなくちゃならない。
時代と地球環境がそれを求めているので、
当然やるべきことである。
東北大震災の被災者への募金活動は、
お金を出すだけですむが(それも意義あることだが)、
私たちは経済活動によって生活の糧を得て生きている。
社会の資源の循環を血液の流れに例えれば、
静脈にあたる部分、というか
それ以前に動脈にコレステロールが付いたりもしているが、
ともかく、ごみを始め、排出部分には
大変お金がかかる。
少し前に「プラスティックな人間」という言葉を
私は発明したが、まだ用法的に確立していない。
要は、使いやすいが処分(解雇等)しにくい人材(素材)
という意味で、人権的には非難されそうだが、
言わんとするところはわかってもらえるだろう。
それに近い概念だが、
「プラスティック・ワード」という、
便利なので使ってしまうが、真意からかけ離れるもの
という言葉もあるようだ。
それで、合志市の新しいプラスティック分別は
こういう具合である。→リンク
菊池南部清掃組合参加の市町はみな同じです。
これまでは、燃やすごみに投じていた
コンビニの弁当容器など、
一応洗って乾かし、資源物Jに回す。
このとき使われる水も資源だろうという意見もあるが、
いまのところ、焼却炉の維持管理など、
燃焼系のコストの方が大きいという話である。
もちろんその言い分を信じることと、
原子力発電所は安全だと言い切っていた国に
裏切られたという感情を抱く人がいることとは別の話です。
なお、分別はそれぞれの自治体のやり方で、
大人の分別でお願いします。