午前10時より傍聴。
今回から、副市長が会長を務めることに。
平成22年度の実績で、
レターバス(環状バス)については、
徐々に増えてきた利用者が、3月には
1便平均7.3人になり、
1人当たり市負担額が、963円となった。
スタートした昨年10月は1便平均4.7人。
市負担額は、1,571円だったのに比べれば、
かなり改善されたと言える。
でもまあ、乗客1人に1,000円札をつけてやるのか、
とか言われかねない。
平成23年度は、ダイヤ、本数の見直しで
1便平均12.1人を成果指標とすることや、
循環バスの路線削減、
乗り合いタクシーへの移行などが決定された。
キティ―交通の社長から、
バスのせいで、タクシーの売上げが激減している。
廃止か、損失補てんを検討してくれという意見が出た。
確かに両立はむずかしいかもしれない。
しかしそうは言うものの、
事業者としてこれまでに意見を述べるべきだったし、
各自の営業努力も必要ではないかと私は思う。
いずれにせよ、利害の対立を伴う事業は、
市民(利用者)にとっての利便性だけで進められない。
それを痛切に感じた。