4月11日の熊日「きょうの発言」に
県川辺川ダム総合対策課長の津森洋介さんが、
「くまモン」について書いている。
新幹線元年戦略推進室長として、
九州新幹線全線開業というビッグチャンスを
熊本の大いなる飛躍につなげようと、
この1年試行錯誤を続けたとのこと。
「PRキャラクター「くまモン」も、今では人気ですが、
当初は鳴かず飛ばず。暑い夏の日に
くまモン体操を披露するも、だれも寄りつかず、
子どもに泣かれたことも」
ハハハ。失礼、笑えない・・・
「できることは地道に保育園などを回り、
根気強くPRを繰り返すことでした」
「くまモン」の成功の要因は、
いくつか挙げられるだろう。
その一つが、Twitter連動の大阪遠征である。
関西圏をターゲットとして絞り込んだことは
妥当な選択なのかもしれないが、
くまモンの長期出張を伴う名刺配り作戦の
無謀さは、うまく行ったからいいものの、
失敗したら可哀想だなと思っていた。
いや、ダメ元だと。
でも、くまモン自身がおそらく不退転の決意だったのだろう。
繰り返し、しつこく、めげないことなどが
大切なことである。
短期的な成功を甘く期待してはいけない。
それにしても、キャラクターとしては、
いわゆる「ゆるキャラ」と一線を画す、
あの無愛想さが、目新しかったこともある(笑
のでは・・・