2月4日 土曜日
市民大学「山頭火と熊本」
熊本近代文学館長 井上 智重さん
山頭火についてはほとんど知らない。
九州新聞と九州日日新聞の関係も初めて知った。
各県に一紙という新聞統合の話はどこかで読んだな。
井上さんは、元熊日の記者である。
原資料に当り、自分でこつこつと調べることで、
新しい発見をすることもできる時代だと言われた。
文学史上、既成事実となっていることでも
意外と過去の著作に頼り切っていることが多いとか。
そして新たにわかる事実に
どういう意義があるのだろうか。
TBS系のドラマ「運命の人」を見ているのだが、
五高生だったころの佐藤栄作は、
山頭火の営む「雅楽多」を訪れていたそうだ。
総理大臣の引退会見のとき、新聞記者を追い出して
テレビだけを相手にしたというエピソードは
来週の予定だ。