そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

議案質疑

今日は議案に対する質疑だった。
常任委員会に付託するために
形式的にやるセレモニーに過ぎないと書いてる人もいたが、
常任委員会があるから付託するのではなくて、
委員会ごとに手分けすることで審議を深めようということだ。

議員定数の削減では議員報酬のことがよく言われるが、
実際に議員総数が少なくなると、
当然委員会での議案審議にも影響が出てくる。
たとえば、慎重に予算案を審議しようとすれば、
それだけ時間がかかるわけだから、
議員数をしぼれば、会期を長く取らなければならなくなる。
そのために通年議会は有効だとも言えるが、
議案がより早く上がってくることが必要になる。
1日あたりの活動時間を長く取ればいいのにと
言われるかもしれないが。
また3人寄れば文殊の知恵というように、
ある程度の数の議員がいた方が
多面的なものの見方ができるということでもある。

私の質疑について。
平成24年度の歳出予算要求書を見ていたら、
市長交際費が大幅減額されている。
昨年度が110万円だったのが、75万円になっているので、
そんなに使わなくていいのかと思ったが、
渉外用食糧費として別に20万円上がっていたので、
そのことについて訊ねた。
答弁で市長は会食等は自腹を切っていたが、
市政に関わる交渉に使われるのだから予算化した
とのことであった。


私はこの渉外用食糧費が認められないというわけではないし、
公明正大な使われ方がされるだろうこともわかる。
ただ行政のそれを、
民間の会社の接待交際費と同列に考えてはいけないと思う。
成果が数字ですぐに表れるものではないからだ。
すぐに費用対効果を求めるべきことではないものの、
それではどうやって渉外用食糧費の意義を裏付ければいいのか。
なかなか厄介な問題である。
自前で負担していた市長の気持がよくわかる。

重ねて書くが、20万円という金額や使途ではなく、
それがどう効果的に使われたかという検証が
必要か、あるいは否かということである。
それはどういう日常的活動をやっているか、を
問われることでもある。

だから合志市交際費取扱基準や
市長交際費支出基準額を見直す方が筋じゃないのか。
と思うわけだが、だからといって、
この渉外用食糧費が認められないというわけでもない。
それがどう効果的に使われるかということが
大事なわけだから、
そこを見て行かなくちゃいけないということだ。