そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

3日目

一般質問3日目。
青木照美議員。
地下水涵養について。
竜門ダムができて15年が経過。
農業用水として、年間940万トンが使われている。
だから、1000万トン程度は地下水涵養になっているのでは。
東京ドーム一杯分は、約124万㎥らしい。
だから、大体年間東京ドーム8個分になる。
それだけの水が合志市の農業に使われている。
東京エレクトロンソニーの工場は地下水を
使っている。

熊本県では地下水を「公共水」とする認識のもとに
熊本県地下水保全条例を改正した。→リンク

自殺者と孤立死について。
孤立死は明確に把握できていないとのこと。
これは無理ないことでもある。
逆に言うと、死の前に行政がなんとかしろ
ということのむずかしさでもある。

健康福祉部長は
「隣近所に関心を持って、干渉ではなく、
小さな変化に気をつけることが必要だ」と
真っ当なことを言っていたが、
実際はそれだけでは解決しないことは
本人もよく分かっていると思う。

合併前は、祭壇の貸し出し事業
旧町でそれぞれやっていたが、
現在はやっていないし、計画もないとのこと。
ただ明言はなかったが、
これに関しては前向きな方策を考えるかもしれない。
質問と答弁に含みが感じられた。

いま斎場で行うことが普通だし、
家族葬といって、身内だけで済ますこともある。
「弔うということ」を
宗派的な宗教の観点からだけではなく、
それぞれが考えるべきことでもあると思う。

坂本早苗議員。
合併5周年記念イベントについて。
すいか祭り産業祭は、事業仕分けの意見もあり中止。
市民夏まつりは、カントリーパークで今年も開催。
私は事業仕分け委員をやったが、
当該年度の事業を、その効果検証も終わらないうちに
事業仕分けに上げてくる神経が信じられなかった。
しかし、物わかりのいい私は、
出てきたものは、それなりの評価をするのが
委員の仕事だと納得してしまったのだ。
実際、市民夏まつり自体は時期的に
その難を逃れて生き延びてしまっていた。
これは不公平だったと、いまなら言える。

私は旧合志町の人間だが、
旧町時代の夏まつりも、実行委員会形式
住民手づくりの祭りだったと記憶する。
市になって初めて、市民協働のという言い方は
ちょっとどうかなと思う。
こういうときに、公文書として過去の事業の記録が
きちっと残っていると検証ができるのだが。

松本龍一議員。
農業用燃油の高騰が続いていて、
農家の経営を圧迫している。
なんとか対策は取れないかとの質問。

産業振興部長は、バイオ燃料への転換等も
行なわれている例を挙げながら、
重油価格の安定に対応する
産業振興基金ができないか検討するとの答弁。
ちなみに平成20年の高騰時には、
国によって緊急措置が取られたことで、
市も対応している。

やはり農業に使うエネルギー自体を
見直すべきときなのかもしれない。

市職員のメンタルヘルス問題について。
現在、鬱病での長期療養の職員が3名。
他に数人が通院しながら勤務とのこと。
基本的に利益を上げることが目的の
民間企業と同じに考えてはいけない仕事だ。
そのことをわかったうえで対処しなければ。