そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

春分の日

恒例の春ウォークラリー大会に参加。
恒例と書いたが、昨年は「春ウォーキング」という名称だった。

趣旨は、「合志市の自然や文化財に触れながら早春の野道を
のんびり歩くことにより、日頃見落としがちな春の芽吹きを
肌で感じ、家族や友人、見知らぬ人同士とも
親睦を深めるとともに市民の健康増進・体力づくりに
寄与する」というもの。やっぱりこれくらい、
いろいろくっつけないと企画にならないのだろう。
主催は合志市教育委員会

コースは西合志図書館西側のひまわり公園を起点に
弁天山公園をめぐるコース。約7km。
曇っていたので、ちょっと寒かった。
弁天山に久しぶりに祖父の記念碑を訪ねたが、
辺りは荒れているし、相変わらず似てないし
(風化して似てくるわけではないが)。

途中でクロスワード、間違い探し、輪投げありの
ウォークラリー仕様だったのだが、
来年は「文化財に触れながら」で行ってはどうだろう。
アンケートにそう書けばよかった。

終わって、公園で豚汁を食べた。
今年はおにぎりを持参。
参加者は全部で200人ぐらいではなかったか。
約1万3千歩ほどのウォーキングだった。

午後はそのまま、ふれあい館に移動し、
認知症啓発講演会に参加。

演題は「認知症を怖がらない~誰もがイキイキと
暮らしていくために~」で、
京都府の医師、早川一光氏の講演。
笑いを取るのもツカミもうまいのだが、
結局、認知症啓発になったのかというと、
直接的になったというわけではないと思う。
荒木市長がネタにされたのは、
当たり障りのない立場だったからだろう。
しかし、いじられたおかげで市長は随分得した。

認知症というのは病気の一つであり、
そういう意味では、がんや脳疾患などと違わない。
自分で自分のことが分からなくなるという部分が、
未知のことであり、そこが怖いのかもしれない。

本人が大正13年生まれで、88歳ということもあり、
「老い」については含蓄のある言葉が聞けた。

「歳は足し算」
「老いは正常か異常か。病気なのか(そうじゃない)」
「老いは円熟、衰弱ではない」

検索すると、京都新聞の記事がヒットした。
弔い模様→リンク