そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ロイヤルサルーンのタクシー

昨日、ヴィーブルの図書館から、
村上春樹の『1Q84 BOOK1』を借りてきた。
珍しく書棚にあったからだ。
BOOK2も、BOOK3もあった。
やっと借りれる状態になったのかと
感慨深いものがあったが、
近々文庫版が出るようだ。

それはそうと、以前第1章だけは読んだことがあって、
そのときには気づかなかったんだけど、
クラウンロイヤルサルーンのタクシーが描かれていた。
同様のタクシーについて私は
拙著『公共交通機関説』に書いていたのだ。
2009年2月26日の記事「タクシー」→リンク  

1Q84 BOOK1』の発行日は2009年5月30日なので、
同じころ、私と村上氏はまったく無関係に、
クラウンのロイヤルサルーン
似たような感慨を抱いていたということだ。
もちろん出だしの部分なので、
実際に書かれたのは、2007年ぐらいということもある。

もちろん、これは単なる偶然というやつで
(私と村上春樹の場合、特にこの「単なる偶然」が
多いような気がするが、それは我田引水の類いだろう)
フィンランド語のヨッパラッチが
酔っ払いという意味だというのと同じようなものだ。
比較言語学的には、まったく別の言語族なので、
まったくの偶然であるということだが、
まあ話としては面白いということです。

他の例を探そうと思って、
カテゴリー「書籍・雑誌」→リンク 
を拾い読みしていたら、これが自分のブログながら
面白い。ものもある。
どういう頭で書いたのか思い出せないが、
結構センスが感じられる。ものもある。

※個人的な感想です。

泉谷しげるの「春夏秋冬」の歌詞のように)
暇があったら読んでみてください。