何年かぶりに歯科医院に通った。
虫歯の治療と親不知の抜歯で本日終了。
歯石取りは、半年に1回ぐらいした方がいいとのこと。
地域によっては、コンビニより数が多いと言われたりもする、
歯医者さんだが、この歯石取りが徹底すれば、
まず閑古鳥が鳴くことはないのではなかろうか。
最近では、歯周病と生活習慣病の関連が指摘されるので、
健康づくりの基本ということで、
もっと啓発がなされてもいいような気がする。
来る6月3日(日)に、
ゆめタウン光の森1Fイーストコーストで、
第26回歯とお口の健康展が開かれるというチラシが
その歯医者さんに置いてあった。
午前10時からで、先着500名の方に粗品プレゼントがある。
治療を受けながら、歯にまつわるいろんなことを考えた。
例えば、原始人、縄文人に虫歯はあったのか。
歯を磨く習慣はなかったかもしれないが、
爪楊枝みたいなものは使ったのではないか、とか。
平均寿命も長くはなかっただろうけれど、
おそらく歯がダメになることは即ち、
死への一里塚だったのではなかろうか。
おそらく虫歯は食事が豊かになった証でもあるし、
そのために歯の治療法が進んだことで、
長生きできるようにもなったかもしれない。
ところで、合志市からは
歴史に名を残す歯科医が出ている。
それは、井野春毅先生である。
先生と私の出会いは偶然だった。
新町界隈を歩いていたとき、「歯科医院九州第一号」
という標識を見つけたのだ。
今回、ひさしぶりに思い出したので検索してみると、
こういう文章が見つかった→リンク
明治の人はスケールがでかい。
ロシアで巡廻診療したりしたあと、
牛深で無煙炭採掘会社を設立、種子島で養豚業。
最後は歯医者に戻って、上海で客死。
これだけでも大河ドラマの主人公である。
それもこれも日本が貧しかったからだろう。