そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

政策を立案してみよう

熊本県立劇場大会議室で、財団法人創造熊本主催
第1回市町村議会議員政策フォーラムに参加。
第一日目の今日は、
総務省地域力創造審議官 門山泰明さんの
「地域活性化への政策の動向
~地域力創造に向けた取組み~」について。

ときの総務大臣が思いつきのように言ったテーマを
立法措置を伴った政策につなげる官僚の剛力の一端を
知ることが出来たことは収穫だった。

詳しくは、総務省「地域力の創造・地方の再生」→リンク  

午後、熊本県立大学総合管理学部の
お馴染み、桑原隆広教授による、
「政策を立案してみよう~少子化に歯止めをかける~」
最初、二元代表制における議会の役割について、
議会の立場からの政策立案について、
議会基本条例の実例をもとに講義。

日本国憲法第93条を基にしての解説は以下の通り。

首長は独任制の執行機関、
議会は多様な民意を反映する合議制の機関。
議会は執行機関の監視機関であるとともに
団体意思の決定機関である。
政策過程全体(政策の立案、実施、評価)にわたって、
首長と議会が均衡と抑制の関係に立ちつつ、
切磋琢磨する必要がある。

憲法93条では、地方公共団体における
議事機関としての議会の設置は、
地方公共団体の長より先に据えられている。

後半は、1グループ5人程度に分かれ(私のグループは、
玉名市、長洲町、山江村の各議員と県職員1名)、
少子化対策のための施策立案の演習をした。
まず問題が地域ごとの問題を抱えている上、
大抵のことはやっているので、思い切ったことも言えず、
短時間でうまくまとめることは難しかったが、
それぞれに発表、それに対しての質疑も受けた。

明日も続く。