そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

政策フォーラム二日目

昨日に引き続き、政策フォーラム。
午前中は、東海大学名誉教授 荒木昭次郎さん。

「熊本の地域特性と地域活性化政策の潮流」の演題だったが、
「熊本の地域特性」には行きつかなかった。

レジュメの引用になるが、
政策とは人々による地域社会の意識的な方向付けのこと。
意識的なな方向づけとは→人々が「あるべき」
あるいは「望ましい」と考える「地域社会の姿=目標」を設定し、
その目標を達成していくための
人々の意識的な活動を【政策】という。

とにかく議会に求められるのは「政策立案」であると。
地域住民の声を聴くことにより、
さまざまな問題を発見して、その課題解決策を探ること。
それは議員の得意とするところではないのか。
何も自分たちだけでやることではない。
地域住民の能力・資源を借りることもできる。

例えば議会報告会をやると、
住民からは要望ばかりが上がってくる、と。
執行権のない議会にそんなに要求されても困る。
というところで、とどまっていてはいけないのだ。
そこから先が議員の仕事であるべきだ、ということだな。

とかく行政の広報は、「こうやりました」の報告ばかり。
大体それで予算の8割。
住民の声を聴く広聴はよくて、2割程度。
だから、議会議員が住民の中に入っていく意義がある。
そういうことだ。

午後は、トトハウス代表の前田芳男さんによる、

ワークショップ「生活困窮者の支援のための
ケース会議体験講座」でありました。
約30名の参加者の最初の戸惑いは、
「え?!そんな八方ふさがりの難問についての相談を
いきなり持ち込まれても困るよ」ではなかったか。
しかし、いずれにせよ、
もつれ合った深刻な問題を解きほぐし、
優先すべき介入の糸口を見つける。
それは議員の大きな仕事の一つではないか。


できるかな、と
少々不安になる。
別にやらなくても議員でいられるかもしれないが、
そんなことではご先祖様に顔向けが出来ない。


義を見てせざるは勇なきなり。


臆病者にも三分の理。これは今作った(笑