そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

計画停電への対応>西合志図書館の場合

もう一つ。
西合志図書館も計画停電の対象に含まれていることは、
すでに市のホームページで知らされていた。→リンク 
こちらはカレンダーがPDFとなっていた。
それは致し方ないとして、
万が一、計画停電が実施されても開館するということを、
いの一番に告知してくれたことに
私はまず感激した。

エアコンや照明が2時間ほど落ちるのは仕方がない。
しかしPCも使えないから貸出不可とひと言
つけ加えるべきではないかと思っていたので、
それを確認した。

そしたらですね。
バーコードの読み取りのためのハンディな機械があって
(なんか適当な説明になっているが)、
それはバッテリー駆動なので、それで貸し出しは出来る!と。
ただ返却は出来ないので、
書籍で貸出後2週間を過ぎた延滞があれば、
新しく借りることは出来ないことになっているが、
と図書館長に質すと、
それくらい仕方がない。
後で改めて督促するとのことであった。

合志館、泉ヶ丘館は計画停電対象外である。
通常だと統一システムゆえ全部止まることになるので、
切り離すことも出来るように手配しているとのこと。

何もそこまでやらなくてもいいのではないか。
この私ですら、そう思った。
しかし、図書館の社会的使命を思えば、
それくらいの対処は当然のことであると言わんばかりの
自信あふれる、今回の計画停電への準備を聞いて、
感激のあまり、また外は雨になってしまったではないか。

館内は蒸し暑かった。
来館者の苦情もあるらしい。
しかし、摂氏28度になるまで、空調を入れない。
湿度が書物に与える影響もないことはないかもしれないが、
知の空間の存続にそれほど重大なこととも思えない。

いろいろな意見や考えがあるかもしれないが、
すべてを満足させる解を求めるよりも
目の前の業務をしっかりと果すこと。
そういうものかもしれないなと思ったことでした。

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