そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

防災情報通信システムの更新計画

8月30日 木曜日

合志市総務課による、
合志市防災情報通信システム整備計画に係る
プレゼンテーションが実施された。

現在運用している防災情報無線の
老朽化に伴う更新整備を計画しているので、
本市にとって最も適切な通信システムを選定するために
実施するのが目的となっていた。

出席したのは、市長、副市長、教育長、市議会議員、
市区長会会長・副会長、市役所各部課長以上、会計管理者など。

3社が、それぞれ自社の推す防災無線設備の
性能やメンテナンス、拡張性などを提案説明したあと、
出席者はアンケートとして、良いと思う順番を書いて提出した。
はっきり言って、こういう企画自体にまず、
よくあるように(試行)と入れてほしいくらいだった。

プレゼン慣れはしていないが、
30分という時間にしたことが間違いである。
いま検索してみたところ、
誠BizIDというサイトに15分が適当であると書いてあった。
リンク  
30分を与えられれば30分に合わせて、
いろんなことを詰め込みすぎるのではないか、
と素人の私でも思う。

その上、意見をもらうだけなのに、
これほど多くの人たちを長時間拘束するにしては、
各社を比較するための基準の整理が、
総務課においても出来ていないようだった。

プレゼンテーションをやること自体は、
大いに意義があると思わないわけではないので
はっきり(試行)であることを断ったうえで、
運営方法などに対する意見を求めるべきではなかったか。
プレゼンをやりましたという実績づくりに
参加させられたという思いの人もいただろう。

アナログからデジタルに変わったからと言って、
拡声について、
今より聞こえがよくなるわけではないことなどがわかったので、
市民の方からときどき聞かれる疑問にきちんと答えられそうだ。

防災情報を屋外拡声器で伝えることについては、
平常時、市からの行政連絡や時報などに利用することで、
機器の点検も兼ねていると言われるが、
常に聞こえない、うるさいの苦情がつきまとう。
機器の選定の前に、
市民に防災意識を共有してもらうことが
まず求められるのではないか。
そのうえで、合志市としてシステムに求めるニーズを
整理していくべきだと思う。

どうせやるなら、
そういうテーマにしぼって市政座談会をやれば、
かなりの実のある成果が期待できる。

こういう意見って、評論家っぽいのだろうか。
つい(苦笑)って書きたくなります。