そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

県営野球場移転について

先の熊本県議会9月定例会の一般質問で、
高木健次県議が、九州沖縄農業研究センターに
藤崎台野球場を移転してはどうかという意見を述べられた。
国に貸しているが県有地なので、
土地の取得費は要らない。建設費だけで済む。
スマートインターという高速道路からのアクセスもよい。
熊本市内の私立高校のグラウンドも多い。

それに対して藤崎台球場は国指定の史跡である
熊本城内にある。
交通の便は悪いし、施設も老朽化している。
県が数十億の予算を組めばいいだけである。
ということだったと思う。

確かにそうだ。
九州沖縄農業研究センターが多少狭くなっても
それほど農業振興に影響はないかもしれない。
しかし、もし野球場にするのなら、
中途半端に研究センターを残すより、
全部よそに移ってもらったほうがいいだろう。
野球場には駐車場や関連施設も必要だからだ。

ユーパレス弁天を民間に売却して、
それを野球場建設に熊本県とともに出資する。
それぐらいのハマりも必要かもしれない。

先日の須屋市民センターでの市民座談会で
荒木合志市長が、熊本市方面からの熊本電鉄利用者を
増やしたいと言っていたが、
この県営野球場構想に関連してのことだったのかも。

ところで、熊本市内からの交通アクセスに関して
熊本電鉄は電圧の関係で、
今以上に増便できないのだと聞いたことがある。
経営内容が厳しいので、
極端に言えば、九州産交みたいに
HISみたいなところが買収してくれれば話は早い。

それはさておき、議員という立場から、
どうしても細かい数字を気にするようになった。
行政のチェック機関の一員だからそういうものだ。
問題点を見つけるのが役目みたいなところもある。
夢のない話しか私にはできないのではないかと思う。